学校ではおしえてくれなかった「お金」の話。
だからこそ、大人になっても・・・
「お金のことを誰に相談すればいいのかわからない!」
「子どもにどうやって教えたらいいの?」
自分も社会人になってから将来のお金に対し、漠然とした不安を抱え、
”どうすればいいんだよ”
と試行錯誤した時期を経て今に至ります
新社会人になったばかりのあなた、あるいは子どもにお金の大切さを教えたい親御さん
こんな悩みはありませんか?
”お金って、結局どういうしくみで動いてるの?”
そんな悩みにお答えします!!

ブログ書いた人
- サイドFIREをを目指す会社員
- お金について日々勉強中
- 新NISAにて老後資金を積立中
「お金は大事」と言われても、実際の社会でどのようにお金が流れ、
どんなルールがあるのかを学ぶ機会は意外と少ないですよね?
自分も社会人になったときはぜんぜん、理解していませんでした笑
”だって学校でお金の使い方を教えてもらってないだもん”
と自分は考えていますが、共感できる方はいませんかね?
そんな「お金の謎」をわかりやすく解説してくれるのが、
【きみのお金は誰のため:ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」】
(以下「きみのお金はだれのため」)
\今すぐ読んでみる!!/
金融や経済の専門知識がなくてもスラスラ読めて、
「お金の本質」を楽しく学べる一冊だ!
本記事では、この本の大まかな内容やおすすめできるポイントをわかりやすく紹介します

読んでみて印象に残った場面や、
口コミに関して自分なりの解釈を記します。
結論としてはこんな悩みや疑問を持っている方におすすめ
- 「お金の勉強が初めて」の新社会人
- 子どもに金融教育を始めたいけど、何から話せばいいか迷っている親御さん
お金のしくみが気になる人や勉強を始める人に対し優しい書籍となっています
自分が読んでみた率直な感想は
- お金との付き合い方を考えるきっかけになった
- わかりやすく、すらすら読める
- お金に対し新たな見方が増えて面白い



「お金の勉強って難しそう…」と感じている方にこそ、
おすすめしたい一冊です!
記事の内容は以下のとおりです!!
- 「きみのお金はだれのため」はどんな書籍?
- 内容を紹介
- 自分が印象に残った言葉
- 悪い口コミ紹介
- 良い口コミを紹介
- おすすめできる人
- まとめ
「きみのお金はだれのため」はどんな書籍?
『きみのお金はだれのため』を大まかに紹介してまいります!
くまざわ書店へ足を運んだらこのように紹介されていました


POPでも紹介してあり、ビジネス書ランキングで1位を獲得した人気書籍となっております!!
お金に関する専門書ではなく、小説を用いてお金と社会とのつながりを説明してる書籍です
”お金に関する小説ってめずらしいっ”
と興味を持ち、購入を決意!!
あらすじ
あらすじを解説します!!
まとめると以下となっています
- その屋敷に住んでいるボスが二人にお金と社会のつながりについて説明をする
- 主な登場人物は3人
- 佐久間 優斗(中学2年生)
- 久能 七海 (銀行員)
- 大富豪のボス(経済の研究をしている)
- 優斗は将来お金をたくさん稼ぎたいと思っている
- 七海にとある屋敷のことについて優斗は質問され道案内する
主人公の佐久間 優斗(以下、優斗)は「お金」に対する素直な疑問を大富豪のボス(以下、ボス)にぶつける
大富豪のボスは日常生活を例に挙げて、中学生の優斗に理解できるように「お金」と「社会のつながり」について説明しています
久能 七海(以下、七海)はボスの説明に補足するような立ち位置
内容を紹介
- 第1章 お金の謎1:お金自体には価値がない
- 第2章 お金の謎2:お金で解決できる問題はない
- 第3章 お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない
- 第4章 格差の謎:退治する悪党は存在しない
- 第5章 社会の謎:未来には贈与しかできない
それぞれの章の内容を簡潔に説明してまいります!!
第1章 お金の謎1:お金自体には価値がない
第1章は「お金の謎1:お金自体には価値がない」です
”価値があるからお金が欲しいんだよ!”
とツッコミたくなるタイトルですね笑
- 古い紙幣は燃やされる
- ボスがトランプを用いて即席で紙幣を作成する
- どうすればトランプの紙幣に価値を感じるのかを説明



本当にお金が燃やされているのかが気になって実際に調べてしまいました(笑)
参考ページはこちら
第2章 お金の謎2:お金で解決できる問題はない
第2章は「お金の謎2:お金で解決できる問題はない」です
”お金って万能のツールじゃないの?”
と自分は感じている節がありますが、みなさんはいかがでしょうか?
- 優斗はお金を持っている人は偉いというイメージを持っている
- 百万円の札束で解決できない場合がある
- お金に人を選ぶ力がない



自分はお金で大概のことは解決できるイメージを持っていますが、
結局は使う人次第であると改めて認識しました
第3章 お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない
第3章は「お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない」です
”なんか心にチックとくるな”
とサイドFIREを目指している自分には感じました笑
- 優斗は少子高齢化に年金制度へ不安を感じる
- お金を貯めこんでも、全体でお金は増えない
- 貯めることよりも大事なこととは?



少子高齢化によって年金受給額が減ると考え貯蓄を頑張っていますが、
国全体の根本的な解決にならないと気づかされました
第4章 格差の謎:退治する悪党は存在しない
第4章は「格差の謎:退治する悪党は存在しない」です
”投資で不労所得を得れるのはずるい!”
と感じる人も一定数いるのではないでしょうか?
- 優斗は投資はずるいと考えている
- 金銭的格差と生活の豊かさの格差は異なる
- 投資で得れるのはお金を増やすことだけでない



庶民の自分でもスマホを持てたり電車で早く移動できたり、便利なサービスを利用できる時代ですね
現在は莫大なお金なくても便利に生活ができる時代なのかなぁと感じています
第5章 社会の謎:未来には贈与しかできない
第5章は「社会の謎:未来には贈与しかできない」です
日本は借金大国と呼ばれており、
”国が過去から負債を贈与してんじゃね”
と自分は考えていましたが・・・
- 優斗は国の借金を自分たちが返済するのが許せない
- 借金する国よりも良くないことがある
- 未来への贈与が何をもたらすのか?



自分も優斗みたいに国の借金に悪いイメージを持っていましたが、
ボスの説明によりポジティブに捉えることができました。
最終章 最後の謎:ぼくたちはひとりじゃない
最後は「最後の謎:ぼくたちはひとりじゃない」です
”ものすごいハートフルだなぁ〜”
と自分は感じましたが、みなさんはいかがでしょうか?
- 働くとはなにか?
- お金によって社会は広がったが・・・
- ボスが考える本当に大事なことは何なのか



ボスが二人に送ったメッセージは必見です!!
お金をたくさん稼いだからこその重みを感じました!!
自分が印象に残った言葉
ここからは「きみのお金はだれのため」を読んで
個人的に印象に残った言葉を紹介します!
そう思ってくれたんやったら、僕も話した甲斐があったわ。株価が上がるか下がるかをあてて喜んでいる間は、投資家としては三流や。それに、投資しているのはお金だけやない。 さっきの2人は、もっと大事なものを投資しているんや」 ボスは七海と優斗を順に見つめてから、ゆっくりと続けた。 「それは、彼らの若い時間や」
田内学、きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」、東洋経済新報社,2023,p152
この言葉が印象に残っている理由は
投資に対する新たな味方が増えたからです!!
自分は老後資金のためにインデックス投資をしている節があり、
「お金を増やす」ことしか頭にありませんでした
しかしボスの言葉を読んでから投資は
「自分のお金の一部を優秀な人に託す」
という視点があると考えることができました



アメリカ企業は今後も自分たちの生活を便利にするサービスを作り出してくれる!!
と自分は勝手に信じています笑
悪い口コミ紹介
ここからはネットショッピングサイトでの悪い口コミから紹介していきます
- 本屋さんでも見ることがあったので今回読んでみましたが、モヤモヤしてしまいましたずっと抽象的なことを言われ続けるようなそんな感覚
- お金はだれのためにあるのか、これまで聞いたことがない視点で書かれていたのはよかったが、実生活で使えるか、お金の本来の役割は何かといったことは疑問が残る
- さっと簡単に読めますが、高評価なので期待していた分内容が浅いというか、大人向けではないというか、少し残念な本でした。
それぞれの口コミを自分なりの解釈で解説していきます!
①抽象的な表現で読んでいてモヤモヤする
『君のお金だれのため』は小説となっているため、
人の心情を表現する際はどうしても抽象的になる
「お金」に関する具体的な解決策を求めている人は悩みを解決する糸口が見つからず、
モヤモヤする人が出てくると考えます



お金の悩みごとを解決する具体例がないため、
根本的な解決には向いていないと考えます。
②実生活での応用や、お金の本来の役割については疑問が残る
『きみのお金はだれのため』はお金と社会とのつながりをメインとなる小説です
主人公の「お金」の疑問を解決しますが、実生活にどのように活かしたのかは記されていません



ボスはお金をこう使っていると紹介はしていますが、
主人公にこういう風に使えと指示している場面はありません
③内容が浅く感じ、大人向けでない感じがする
「きみのお金はだれのため」は中学生の主人公にむけて大富豪であるボスが
「お金」についてわかりやすく解説する物語です
大学の講義で学ぶような学問的な話は出てこないため、内容は浅く感じる人がいるかもしれません



義務教育の社会で出てくる単語や日常生活の話がメインとなるため、
初心者に向けた書籍なのかなと感じました。
良い口コミを紹介
ここからは良い口コミを紹介します!!
- お金のしくみを知るのには大人、子供を問わずおすすめ。お金に対する概念が変わる。お金は払うことよって機能するのであって、お金を必要としてくれなくては意味がないのではと思っていたことに答えてくれた
- お金の本質を小説形式で書いた本です。お金がテーマですが、非常に温かい気持ちになる内容で小説としても素晴らしかったです
- 登場人物がそれぞれ葛藤を抱えながら「お金への疑問」を素直に口にするため、読者自身も「自分の疑問を代弁してもらえる」ような感覚で物語に入り込みやすい
こちらも自分なりの解釈で解説します!!
①お金のしくみを知るには大人、子供問わずにおすすめ
『きみのお金はだれのため』は中学生の主人公に理解できるよう大富豪のボスが説明しています
そのため難しい経済用語は出てこず、中学校で習った単語がたくさん出てきます
取っ掛かりやすい用語でお金の説明をしているため、良い評価になったと考えます



単語がわかりやすく、
スマホで言葉を調べる必要がありませんでした。
②非常に温かい気持ちになれる内容である
ボスが「お金」よりも大事にしているものや、大事にするようになった経緯を優斗と七海に伝える場面がありました
「お金」は冷たいという印象をみなさんは持っていますかね?
ちなみに自分は「お金」は温かいより冷たいという印象が強いです
物語が進んでいく中でいろいろな展開があり、
物語結末のボスの言葉には温かみがあると自分も感じました。
そして読み終わると
”また見返したいな”
と自分は思いました
こういったポジティブな影響を与えるのが高評価になったと考えます



お金ばかりに執着すると
豊かな人生を送るのは難しいなと感じました
③登場人物がお金への疑問を素直に口にするため、物語に入り込みやすい
「お金持ちははずるい」
「なんで今の自分たちが国の借金を返済しないといけないの」
と優斗が心の中で思ったことをボスに質問する場面があります
みなさんもお金に対し、いろいろな疑問や理不尽に感じることはありませんかね?
そういったことを優斗が素直に表現するため物語に入り込みやすい要因になっていると自分は考えます



「お金を稼げば稼ぐほど税負担が大きくなるのは理不尽だと」と考えていましたが、
本を読んでから考えを改めようと思いました。
おすすめできる人
ここまでレビューを紹介しました
ここからはおすすめできる人を紹介します!!
- お金に自分の人生を振り回されたなくない人
- 専門書が難しいと感じる人
- 子供にお金について教えたい人
①おかねに関する専門書が難しいと感じる人
「きみのお金はだれのため」は難しい経済用語がほとんど出ず、身近な言葉が多く出てきます。
お金の勉強を始める方には優しい内容であると自分は感じます



専門書を読んで理解するのが難しかったり、
取っ掛かりにくいと感じる方にはおすすめできます!!
②子供へお金について教えたい人
近年は金融教育が義務教育で導入されています
しかし自分をはじめとした多くの人は学校で金融教育を受けていません
そのため教材選びにとても悩むと思います
「きみのお金はだれのため」
は身の回りの言葉でお金について解説しています
そのためため子供にも理解しやすい内容になっていると考えます



子供の金融教育の教材を探しているひとにもおすすめできます!!
③お金に自分の人生を振り回されたなくない人
「きみのお金はだれのため」はコンセプトとしてこう記されています
この物語の主人公のように、お金を道具として使いこなせず、鎖のように縛られて、人生の選択がお金中心になってしまうこともしばしばあります。
田内学、きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」、東洋経済新報社,2023,p22
主人公は優斗のことで、ボスの講義を受ける前は「お金」に縛られているような印象でした
お金に縛られないような人生を歩まないためのヒントがこちらの書籍に記されています



自分もお金を稼ぐために、自分の体を蔑ろしてしまうことがあります
お金のために自分の体を壊すのは元も子もないため気を付けないといけません
\今すぐ読んでみる!!/
おすすめできない人
- 経済について深く知りたい人
- 抽象的な表現の文章が苦手な人
- 書籍から家計改善の手段を学びたい人
①経済について深く知りたい人
中学生の主人公にわかるように「お金」と「社会のつながり」を説明する物語になっています
お金の教養を学ぶコンセプトのため、
大学の講義レベルの経済を学びたい人には向いてないと考えます



初心者にはわかりやすい優しい本となっています
②抽象的な表現の文章が苦手な人
小説となっており、登場人物の心情が抽象的な表現で記されています
「お金」の説明をするのに具体例を出す場面もありますが、
抽象的な表現も多いです



ボスから学んでいき、主人公がおかねに対する心情が変化するのも面白い側面でもあります。
③書籍から家計改善の手段を学びたい人
ボスは「お金」と「社会のしくみ」を説明するのみです
主人公に具体的に「こう行動しなさい」とは言わず、
主人公が実際に行動した場面は描かれていません
家計改善の具体的な方法を学びたい人にはあまり適していないと考えます



ボスの主張はお金をうまくしようして良い社会を一緒につくっていこう
というものでした
まとめ
ここまで
【きみのお金は誰のため:ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」】
を紹介してまいりました
- あらすじ
- 主人公は将来お金をたくさん稼ぎたいと思っている
- 主人公は大富豪と出会う
- 大富豪からお金と社会のつながりについて学ぶ
- 悪い口コミ
- 抽象的な表現で読んでいてモヤモヤする
- 実生活での応用や、お金の本来の役割については疑問が残る
- 内容が浅く感じ、大人向けでない感じがする
- 良い口コミ
- お金のしくみを知るには大人、子供問わずにおすすめ
- 非常に温かい気持ちになれる内容である
- 登場人物がお金への疑問を素直に口にするため、物語に入り込みやすい
- おすすめできる人
- 専門書が難しいと感じる人
- 子供にお金について教えたい人
- お金に自分の人生を振り回されたなくない人
- おすすめできない人
- 経済について深く知りたい人
- 抽象的な表現の文章が苦手な人
- 書籍から家計改善の手段を学びたい人



「お金」と「社会とのつながり」が分かりやすく解説してあり、お金の勉強を始めるにおすすめです!
お金に縛られたくない人には非常におすすめの書籍となっております!!
さいごに
「きみのお金はだれのため」を読んで自分はお金に対する新たな見方が増えました
自由な人生を歩むため、「お金」に縛られたくはありません!
「自由で豊かな人生」へ向けてこれからも学びの道を歩んでいきます!!
以上
私の体験がみなさんのお役に立てば幸いです
ありがとうございました!!!
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